3月23日 産業都市委員会

◆委員(井上ノエミ君) 
 すみだ中小企業センターの見直しについてお伺いします。
 新たな産業支援体制としてビジネス支援を行うとあります。新規事業創出も内容に入るようですが、創業支援は中小企業センターに一元化されることになるのでしょうか。

◎すみだ中小企業センター館長(瀬戸正徳君) 
 新たな産業支援体制におけるビジネス支援、これは、ものづくり支援も同様でございますけれども、資料にも書かせていただきましたとおり、経営、マーケティング、それからものづくり、事業承継、ITといった分野の専門性を有する産業コーディネーターと申し上げておりますが、その相談体制でございます。その相談体制の中の相談メニューの一つとして、ご指摘がございました創業・起業があるということでございまして、創業支援が新たな産業支援体制の中で全て一元化されるということではございません。

◆委員(井上ノエミ君) 
 ビジネス支援ですが、これからの墨田区にとって重要な産業は、高齢化対策や子育て支援の分野だと思います。例えば高齢者に対するさまざまなサービスは、ニーズがたくさんあるので今後どんどん増えていくと思います。また、保育園も民間の事業者が中心になります。また、新しいサービスもできてくると思います。介護や子育て支援ビジネスは雇用もつくりますので、しっかりと応援していく必要があります。是非この分野に対するビジネス支援もお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

◎すみだ中小企業センター館長(瀬戸正徳君) 
 ビジネス支援につきましては、支援の対象というものは特に限定をしておりませんので、保育や子育て、それから高齢者サービス、このようなことを考えている事業者の方々に対しても、経営やマーケティング等の分野からいろいろとしっかりと支援をしていくということを考えているところでございます。

◆委員(井上ノエミ君) 
 次に、すみだプレミアム商品券についてお伺いします。
 この商品券は全国的に大変好評でした。しかし、1人で何百万円も買い占めて、差額をもうけた人もいたとの話もあります。墨田区ではそのような不正行為があったかお伺いします。

◎産業経済課長(郡司剛英君) 
 プレミアム商品券につきましては、今お話にありましたとおり、国の交付金を活用いたしまして全国的に同時に行ったということから、大変な人気であったということでございます。本区におきましても、即日完売いたしました。ただ、本区の場合、1人10冊までという制限を設けたこと、あるいは3万冊という販売冊数の関係から、ご指摘のようなことは全く起こり得ないということでございまして、そういった事例も一切生じていないと認識しているところでございます。